メモリ価格高騰の実感
「生成AI特需でメモリ価格が高騰している」、「少なくとも1年以上は問題が解消されないから価格は下がらない。どうしても必要なら今買って大丈夫」というような話は耳にタコができるほど聞いてきましたが、実際に自分が買った物の今の値段を知ることで価格高騰の実感が強まったので、一例として記録を残します。
データ
(単位: 円)
| 商品名 | 2024年1月購入時価格 | 2026年8月同製品最安値 | 同スペック最安値 | 上位スペック最安値 |
|---|---|---|---|---|
| Western Digital WD Black SN770 WDS100T3X0E (M.2 2280 1TB) | 11,980 | 41,300 (344%) | 21,919 (182%) | 24,980 (208%) |
| Corsair CMH32GX4M2D3600C18W (DDR4 PC4-28800 16GB 2枚組) | 12,980 | 49,000 (377%) | 36,146 (278%) | 49,290 (379%) |
| GK-RTX4060Ti-E8GB/WHITE/DF | 67,316 | - | 73,509 (109%) | 69,980 (103%) |
| S91 ad1TBS91M2P (M.2 2230 1TB) | 11,980 | 33,815 (282%) | 29,700 (247%) | 50,169 (418%) |
| Microsoft Windows 11 Pro 日本語パッケージ版 | 21,850 | 22,299 (102%) | - | - |
| 1ドル (参考値) | 148.16 | 159.67 (107%) | - | - |
※ 最安値は価格.comを参考にしています。
※ 同スペック、上位スペックについてスペックの基準は(かなり)大まかなものです。
※ 購入時価格は購入時点での最安値とは限りません。
分析
そもそも購入時の価格は購入時点での同製品または同スペックの最安値ではありません。白くてかっこいいPCを自作したかったので、メモリとグラフィックボードに関しては同時期同スペックで比較してもまぁまぁ高価な部類だったはずです。また、最安値より多少高くても既に登録が済んでいる慣れ親しんだサイトで購入しています。
それを踏まえたうえで比較しても、2026年8月時点の同スペック最安値は約2倍~2.5倍程度の価格となっています。
「普通、性能が上昇すれば数年前の古いスペックの製品は安くなるんじゃないか」という頭でいると受け入れられない金額です。
また、円安の影響を含む物価高の参考としてMicrosoft Windows 11 Proとドル円の為替相場を記載してみましたが価格は数%の上昇にとどまっており、比較になりません。
上位スペックの最安値を参考価格として記載したのは、購入した製品やその同スペックが既に生産されておらず市場に出回らないなどの理由から、スペックに見合わない値段がついている可能性を鑑みたものです。少なくとも4060tiは今更買うものではなさそうです。
あとがき
「白くてかっこいい自作PC」を作っていたときマザーボードだけは白くできなかったのですが、その数か月後に同じモデルで白バージョンが発売されたときはとても悔しかったです。